締め切りから逆に数える日数、座らせるタイマー、分量の制約を測る文字数、数字の課題に出る割合と単位、そしてノートを取る速度をひとまとめにしました。
前から数えるといつも時間が余って見えます。逆から数えると違って見えます — 試験まで34日、科目が五つなら一科目あたり一週間もありません。
ですから学期の初めにやる価値があるのは時間割ではなく、日付をいくつか固定することです。試験と提出と発表の三つを打ち込めば、その間は勝手に割れます。
数え方でよくある間違いがひとつ。今日を入れるか外すかです。試験までの残り日数はふつう今日を外し、「〜日目」と数えるときは初日を1日目に入れます。二つは必ず一日ずれるので、どちらで数えるか決めておけば「一日勘違い」は起きません。
机に向かうまでが一日で最大の壁だというのは大抵知られています。あまり知られていないのは、一度切れたあと戻る費用が思ったより大きいことです。読んでいた場所を頭に積み直すだけで数分かかるので、「ちょっとだけ」がちょっとで終わりません。
時間を塊に切ると二つ手に入ります。いまは受けられないと言える根拠と、「今日いくつやったか」という数えられる数字です。
25分は規則ではありません。入り込むまでが長い科目(数学の証明、長い文章)は50分が合い、手がつかない科目は15分に縮めるほうがいい。目的は「15分を埋めること」ではなく始める障壁をなくすことです。
一日に本当の集中の塊は十二前後が上限です。25分×12で5時間、休憩を足せば七時間を超えます。この数を知ると「今日全部やる」ではなく「この課題は3塊」と数えるようになります。
「A4二枚」や「2,000字程度」は書式ではなく課題の実際の大きさです。書く前に段落いくつ分か換算しておくと、それだけで構成ができます — 2,000字ならおよそ六〜八段落、つまり論点三つに各二段落です。
数える単位の食い違いがよくある事故です。日本語や韓国語の課題はたいてい空白込みの文字数で、英語の課題は単語数で数えます。同じ文章が「2,000字」は超えて「800 words」には届かない、ということが起きるのはこのためです。
エントリーシートはもっと厳しいです。入力欄が文字数で切り捨てることが多いので、貼り付ける前に空白込みで測るのが安全です。バイト数で制限する古い様式もまだあり、日本語の一文字が複数バイトなので文字数だけで測ると超過します。
割合と単位です。成績換算、加重平均、増減率、割引 — どれも「全体のうちどれだけ」か「どれだけ変わったか」のどちらかです。この二つを取り違えると答えが丸ごと変わります。
とくに変化率の基準をよく間違えます。80から100へ上がれば25%増ですが、100から80へ下がれば20%減です。同じ20の差で割合が違うのは、基準(分母)が違うからです。これ一行で正誤が分かれる問題が毎年出ます。
単位は実験レポートで点が引かれる第一の理由です。換算そのものより、答えをどの単位で出すべきかを問題文で先に確かめる習慣のほうが値打ちがあります。摂氏と華氏のように比例でない換算(ゼロがゼロでないもの)は、とくに暗算で済ませないことです。
ノートをパソコンで取るなら、タイピング速度がそのまま「ついていけるか」です。毎分40打では講義に追いつけず、画面を見ているあいだに理解を落とします。
ただし速度より正確さが先です。毎分80語で正確度90%は実質72語で、打ち間違いを直す時間まで入れると正確度98%の60語より遅い。測るときに二つの値を並べて見る理由がこれです。
手書きのほうが記憶に残るという研究もありますが、それは「そのまま書き写す」場合との比較です。どちらにせよ講義を丸写しするのは勉強ではありません — 速度を上げる目的は多く書くことではなく、書くことに使う注意を減らして聞くことに回すことです。
計画を代わりに立てません。残り日数を数え、時間を切り、分量を測るだけです — 何を勉強するかはこのまとめの外の話です。
記録を端末間で運びもしません。集中の記録もタイピングの記録もそのブラウザにだけ残ります。アカウントがないので大学のパソコンで開いても何も残らず、代わりにスマホの記録をノートパソコンで続けて見ることもできません。
そして成績を予測しません。割合の計算は入力した値で算数をするだけで、評価の規定は学校ごとに違います — 換算の規則はいつでも所属校の学則が正です。