ポモドーロタイマー — 25分集中・5分休憩

25分集中して5分休むまでをひとかたまりとして数える時間管理法です。このタイマーはその循環を自動で回し、集中4回ごとに長い休憩(既定15分)を挟みます。終えた集中は今日の回数として積み上がり、直近7日が棒で残ります。各区間は1〜180分、長い休憩までの回数は2〜12回まで変更できます。残り時間を終了時刻から逆算するので、タブを隠しても別のアプリを見て戻っても時計はずれません。

使い方

  1. 「開始」を押すと25分の集中が始まります。ブラウザのタブ見出しにも残り時間が出ます。
  2. 何に集中するか一行書いておくと、タブ見出しがその文言に変わります — タブ一覧で作業内容が見えます。
  3. 集中が終わると通知音が鳴り休憩に移ります。自動開始を切れば、各区間を自分で始められます。
  4. 設定で 25 · 5 · 15 · 4 を好きな値に。進行中の区間の長さはそのままで、次の区間から反映されます。

「スキップ」で飛ばした集中は今日の回数に入りません。最後まで座っていたことだけが数に反映されないと、その数字の意味がなくなります。

設定を変えても進行中の区間の残り時間は変わりません — 動いている最中に時計が伸び縮みすると、何が起きたのか分からなくなります。

タイマー稼働中は画面スリープ防止(Wake Lock)をかけます。非対応のブラウザではその機能だけが外れ、タイマー自体は動きます。

設定と記録はブラウザ(localStorage)にのみ保存され、サーバーへは送信されません。端末を変えると記録は引き継がれません。

詳しく知る

ポモドーロ・テクニックの規則 — 四段階だけ

やることをひとつ選び、タイマーを25分にし、鳴るまでそれだけをやり、5分休む。これを4回繰り返したら15〜30分休んで最初に戻ります。規則はこれで全部で、アプリは本来必要なく、シリロが使ったのもキッチンタイマー一個でした。

肝心なのは時間を計ることではなく、途切れない25分をひとつの単位として数えることです。1ポモドーロは分割できません。途中で別のことに流れたらそのポモドーロは「なかったこと」になり、次はまた25分を最初からです。この規則があるから「今日6回」という数字が実際に座っていた時間を意味します。

だからこのページの「スキップ」は今日の回数に入りません。数を増やす方法が最後まで座ることだけであってはじめて、その数字を見る理由が生まれます。

休憩は規則の一部で、ご褒美ではありません

5分の休憩を飛ばして2区間を続けるのはよくある誤解です。この手法が狙うのは「長く座ること」ではなく、回復を挟んで午後まで同じ密度を保つことなので、休憩を抜くと最初の2〜3時間だけが良くて残りが崩れます。

休憩中は画面から目を離す方がよいです。5分間別のタブを見るのは注意力にとっては働き続けているのと同じで、次の25分に入るまでの時間を延ばすだけです。立つ・水を飲む・窓の外を見る、といった短く体を使う方が回復が早いです。

長い休憩は15〜30分です。次の区間で何をするかを決める程度にとどめ、仕事そのものはしないでください — 軽い作業で埋めた長い休憩は休憩ではなく、集中度の低い仕事です。

邪魔が入ったら — 外から来るものと内から来るもの

外からの邪魔(声をかけられる、電話が来る)は四動作で処理します。いま集中中だと伝え、いつ返すか決め、その時刻を書き留め、ポモドーロが終わったら実際に返す。最後の動作が肝心です — 先送りするだけでは次から誰も待ってくれません。

内からの邪魔(急に思いついた別件、調べたくなったこと)は一行書いて先へ進みます。書くのに3秒、調べに行けば10分です。書き留めた分は休憩中かその日の最後にまとめて処理します。

本当にいま中断すべき用件なら、そのポモドーロは捨ててください。無理に抱えていると時間も失い「数えられない25分」も増えます。捨てて始め直す方が記録としても正直です。

25・5 が合わないとき — 何を基準に変えるか

入り込むまでが長い仕事なら集中を延ばします。コードを読む、長い文章を書くといった作業は頭に状態を積むだけで10分かかり、25分のうち半分近くが準備に消えます。この種の仕事には50分集中・10分休憩がよく選ばれます。

逆に、なかなか手がつかない仕事は縮めます。始めること自体が難しい課題なら15分・3分の方がよく、目的は「15分を埋めること」ではなく始める障壁をなくすことです。一度入り込めたら、そこから延ばせば足ります。

長い休憩までの回数も日に合わせます。会議が挟まる日は4回ではなく2〜3回にしておく方が現実的で、一日ひとりで進める日は4回がよく合います。このページは2〜12回で指定できます。

変える前に基準をひとつ持ってください。「区間の終わりに名残惜しいか、疲れているか」がよい合図です。名残惜しければ延ばし、最後の5分が我慢だったなら縮めます。

一日に何回が現実的か

邪魔のない日でも、本当の集中区間は一日12回前後が上限です。25分×12で5時間、これに休憩と長い休憩を足すともう7時間を超えます。8時間の勤務で12回を埋めたなら、その日は会議も雑談もなかったということです。

会議のある普通の日なら4〜5回でよい成績です。この数を知ると計画の仕方が変わります — 「今日これを全部やる」ではなく「この仕事は3回分」と数えるようになり、残りの回数で今日に実際に入るものが見えるからです。

仕事を回数で見積もる練習が、この手法の隠れた半分です。最初は倍ほど外しますが、一週間数えれば「この種類の仕事は2回」という感覚がつきます。このページが直近7日を棒で残しているのはそのためです。

この実装について

残り時間は終了時刻から逆算します。毎ティック1秒引く方式は、ブラウザが背面タブのタイマーを1分に一度ほどに間引くため数分ずれます — ポモドーロでのそのずれは「終わったと気づかず座り続ける」ことなので、最初から絶対時刻で計ります。

タイマー稼働中は画面スリープ防止をかけ、止めると解放します。タブを隠すとブラウザがこの錠を自動で外すため、戻ったときに取り直して表示も即座に描き直します。

通知音は音声ファイルを読まずブラウザ内で合成します。ファイルだと初回再生でネットワークを待ちますが、タイマーの音は「いま」鳴ってこそ意味があります。音は設定で切れます。

通知の許可は求めません。代わりにタブ見出しが残り時間と作業内容を表示します — 許可ダイアログを出さずに別のタブから確認できる方法です。

設定と7日分の記録はこのブラウザにのみ残ります。サーバーへ送る値がないので、アカウントも端末間の同期も全体ランキングもありません。

よくある質問

ポモドーロ・テクニックとは?

25分ひとつのことに集中し5分休む、この一組を1ポモドーロとして数える時間管理法です。4回終えたら15〜30分の長い休憩を取ります。1980年代後半にフランチェスコ・シリロが学生時代に考案し、トマト型のキッチンタイマーで計っていました。ポモドーロはイタリア語でトマトです。

なぜ25分なのですか?

「いま始めよう」と思える短さでありながら、ひとつの作業に入り込むには十分な長さだからです。25分は規則ではなく出発点です — 文章やコードのように入り込むまでが長い仕事は50分の方が合い、なかなか手がつかない仕事は15分に縮めた方が始まります。

タブを切り替えたり画面を消しても正確ですか?

はい。残り時間を終了時刻として持ち、現在時刻との差で計算します。ブラウザが背面タブのタイマーを間引いても、戻った瞬間の表示は正しい値です。タブ見出しにも残り時間が出るので、別のタブで作業しながら確認できます。

25分・5分は変えられますか?

はい。集中・短い休憩・長い休憩をそれぞれ1〜180分、長い休憩までの集中回数を2〜12回で指定できます。変更した値はこのブラウザに保存され次回もそのままです。ボタンひとつで 25 · 5 · 15 · 4 に戻せます。

記録はどこに保存されますか?

このブラウザの中だけです(localStorage)。直近7日分の回数のみを保持し、サーバーへ送る値がないのでアカウントも全体ランキングもありません。ブラウザのデータを消したり別の端末で開くと、記録は空から始まります。

関連ツール

  • マルチタイマー — 名前付きタイマーを複数同時に。終了すると名前を読み上げます。
  • 日数計算機 — 目標日まであと何日か、特定の日から何日経過したかを計算します。
  • 年齢計算機 — 生年月日から満年齢・数え年と、次の誕生日までの日数を計算します。
  • 旧暦変換・干支 — 新暦⇔旧暦変換、干支(十二支)、次の旧正月までのカウントダウン。