為替レート変換

米ドル・ユーロ・円・ウォンなど主要通貨を、リアルタイムの為替レートで相互に変換します。金額を入力するだけで、換算結果と現在のレートがすぐにわかります。

使い方

  1. 変換したい通貨のペアを選びます。
  2. 金額を入力すると即座に換算されます。
  3. 入れ替えボタンで逆方向にも換算できます。

詳しく知る

ここのレートは仲値であって、買う値でも売る値でもありません

ニュースやポータルに出てくる為替レートは、たいてい銀行間市場の仲値(ミッドマーケットレート)です。銀行同士が大きな金額をやり取りするときの基準線であり、個人がその値で売買できるわけではありません。

実際には買う値と売る値が仲値の両側に開いています。その開き幅がスプレッドで、これが両替を提供する側の収益になります。

「手数料0%」をうたうサービスの多くも、スプレッドで収益を得ています。比較するときは手数料の項目ではなく、最終的に受け取れる金額そのものを並べてください。同じ金額を入力して結果を比べるのがいちばん確実です。

実際にどれだけ差し引かれるのか

銀行や両替所での現金両替はスプレッドがいちばん大きくなります。主要通貨でも1.5〜2%、取扱いの少ない通貨では5%を超えることもあります。空港の両替所は利便性のぶんさらに広めです。

海外でのカード決済は、国際ブランドが独自のレートを適用し、そこにカード会社の海外事務手数料(おおむね1%前後)と発行会社の手数料が乗ります。合計で1.5〜2.5%程度が目安です。

海外ATMでの引き出しには、上のカード手数料に加えて、1回あたり定額の引出手数料と現地ATM運営者の利用料がかかります。少額を何度も引き出すと、定額部分の比率が一気に大きくなります。

海外送金では、送金手数料・中継銀行手数料・受取手数料がそれぞれ発生します。送金専門サービスはこの構造が単純な代わりに、スプレッドを広めに取っている場合が少なくありません。

DCC — 必ず現地通貨で決済する

海外でカードを使うと「自国通貨で決済しますか?」と聞かれることがあります。これがDCC(自国通貨建て決済)です。

一見便利ですが、その場で加盟店や決済端末の事業者が決めたレートが適用されます。カード会社のレートよりおおむね3〜8%不利になります。

常に現地通貨を選んでください。伝票や端末の画面に自国通貨の金額が出ていれば、すでにDCCが適用されています。その場で取り消して再処理してもらう必要があります。カード会社のアプリで、あらかじめDCCを拒否する設定にできる場合もあります。

ホテルのチェックアウトやレンタカーの精算のように、金額が大きく、明細を確認しないままサインしがちな場面ほど差が出ます。伝票を受け取ったら、通貨の記号が現地のものになっているかだけ確認する習慣をつけておくと確実です。

このレートが更新されるタイミング

基となるデータは欧州中央銀行(ECB)の基準レートです。ECBは営業日の中央ヨーロッパ時間14時15分ごろに、1日1回だけ公表します。

つまり週末とヨーロッパの祝日には値が動きません。月曜の朝に見ているレートは金曜の値です。

実際の市場レートは平日24時間動き続けています。この道具の値と、いま市場で動いている値がわずかにずれているのは正常です。旅行の予算やおおよその換算には支障ありませんが、大きな金額を実際に取引するときは、その時点のレートを取引先で確認してください。

通貨ペアの読み方と「通貨が安くなる」の意味

通貨ペアは基準通貨/相手通貨の順で書きます。USD/KRW = 1,400 は「1ドル = 1,400ウォン」、EUR/USD = 1.08 は「1ユーロ = 1.08ドル」という意味です。

USD/KRW が 1,300 から 1,400 に「上がった」というのは、ドルが高くなった、つまり右側の通貨が安くなったということです。数字が大きくなるのは、右側の通貨にとっては悪い方向です。USD/JPY で言えば、数字が上がることが円安を意味します。

米ドルを介さない組み合わせ(クロスレート)は、それぞれの対ユーロや対ドルのレートから計算されるのが一般的です。そのため、直接取引されている通貨ペアよりスプレッドがやや広くなりがちです。

空港・銀行・カード — どこで替えるのが有利か

同じ金額を替えても、手段によって手元に残る額は変わります。一般には空港の両替所がいちばん不利で、次いで街中の両替所や銀行の窓口、そして現地通貨建てのカード決済という順になることが多いです。

ただし例外があります。金額が小さいときは、1回いくらという定額の手数料が乗る手段が率で見て割高になります。逆に金額が大きくなると、率で効くスプレッドの差のほうが重くなります。金額によって有利な手段は入れ替わります。

確かめ方は一つだけです。「この金額を出して、いくら受け取れるか」を手段ごとに並べること。表示されているレートや手数料率ではなく受取額だけを比べれば、判断を誤りにくくなります。

海外送金を比べるとき

送金では、目に見えている手数料よりスプレッドのほうが大きいことがよくあります。送金額全体に率でかかるうえ、毎月続く送金なら年間で相当な額に積み上がるからです。

比較の仕方はこうです。受取人に届く金額を先に固定し、そのために自分がいくら払う必要があるかを見ます。手数料が安くてもレートが悪ければ、結果として高くつきます。

曜日も見ておく価値があります。基準レートで精算される仕組みの場合、金曜の夕方に出した送金は、月曜まで更新されないレートで処理されることがあります。急がない送金なら、平日の日中に出すほうが読みやすくなります。

旅行の予算を組むとき

この画面のレートに2〜3%ほど余裕を持たせてください。カード決済の手数料と両替スプレッドが、おおよそその範囲に収まります。

現金とカードを組み合わせるほうが安全です。カードが使えない場所(市場や小さな店)がありますし、現金だけを持ち歩くと紛失のリスクと両替スプレッドを同時に背負うことになります。

レートが有利なうちに先に両替しておく、という考え方は相場の予測が前提になっています。旅行費用ほどの金額なら、レートのタイミングを狙うより、スプレッドの狭い手段を選ぶほうが確実な節約になります。

よくある質問

レートはどのくらい最新ですか?

欧州中央銀行(ECB)の公表データをもとにした為替レートを使用しています。実際の銀行やカード会社のレートとは手数料の分だけ差が生じます。

対応している通貨は?

米ドル・ユーロ・円・元・ウォンをはじめ、世界の主要通貨を数十種類サポートしています。

レートはどのくらいの頻度で更新されますか?

ECBの基準レートは営業日ごとに1回更新されるため、リアルタイムの市場レートや銀行の優遇レートとは異なる場合があります。

計算方法と出典

このツールが何を根拠に計算し、どこまで答えられるかを明示します。

このツールの位置づけ
参考用の換算ツールです。金融アドバイスではなく、実際の取引に適用されるレートを保証するものではありません。
計算式
欧州中央銀行(ECB)の基準レートを frankfurter.app から取得して通貨ペアを換算します。取得に失敗した場合は open.er-api.com にフォールバックします。クロスレートは各通貨の対ユーロレートから計算されます。
計算例
USD/KRW = 1,400 のとき 100ドル = 140,000ウォン。実際のカード決済では1.5〜2.5%が上乗せされ、およそ142,100〜143,500ウォンが請求されます。
限界
  • 銀行間市場の仲値です — 個人がこのレートで売買することはできません。
  • ECBの基準レートは営業日に1日1回だけ公表されます。週末とヨーロッパの祝日には更新されません。
  • 両替スプレッド・カードの海外事務手数料・ATM引出手数料・送金手数料を含んでいません。
  • 海外決済でDCC(自国通貨建て決済)を選ぶと、ここの値より3〜8%不利なレートが適用されます。
  • 外部APIに依存しているため、そのサービスが停止すると値を取得できません。
基準日
最終確認日

関連ツール